
仮想通貨の雑収入にかかる利益に対してのふるさと納税額分、2017年末にえいやぁと申し込みました。量が多かったので結構時間かかりました。。
意外とふるさと納税ってみんなやってないですよね〜。ふるさと納税の流れをざーーっと知れるようにまとめてみました。

もくじ
みなさんふるさと納税って知ってますか?ざっくり解説
ふるさと納税は“納税”という名前がありますが、実態は寄付金です。地方自治体(市とか町とか)に寄付をする。それに対してお礼の品がもらえるという制度です。だいたいお礼の品の価格は、寄付金の3割程度で換金性の低いもの(金券とか家電とかはNG。あくまでガイドラインのようだけど。)、とお国から決められています。
寄付をする人は3割のお礼だけではメリットは無いわけなんだけど、寄付金は税金の控除対象になっているんです。年間の所得税・住民税の一部が寄付金額分返ってくる、という制度です。(正確には「寄付金額-2000円」が戻ってくる)

なので、ふるさと納税をすると、「実質2000円で返礼品がもらえる!」ということになります。これなら寄付をする人もメリットがあるし、寄付される側もメリットがあるしWin-Winなのです。

あとは、どれくらいまで寄付できるのか?が問題になってきますよね。それは所得税・住民税の金額によるので、サラリーマンであれば、ふるさと納税サイトが提供しているシミュレータを利用するのが一番簡単です。

自営業・フリーランス・副業してる人はちょっと計算が大変。
自営業や副業の給与とは別の収入がある人は、概算で確定申告書を作って、おおよその収入から税金を計算しましょう。なかなか収入が見通せないため、個人事業主であれば12月に駆け込み需要が発生するわけですね。税理士さんにも早めに相談すると概算を作ってもらえたりするかもです。

さっそく寄付をしてみよう
寄付をするときには、ふるさと納税サイトから好きな返礼品を選んで、申請すればOK。ふるさと納税ができた当初からサイトはありましたが、近年はサイトの種類も増えました。
昔からの古株(ふるさとチョイスなど)は、数が圧倒的に多いです。また、サイト経由で申請するとANAマイルがもらえたり、楽天ポイントがたまったりという特典を用意しているところもあるので、関連記事にまとめます!ふるさと納税選びの参考にしてもらえれば嬉しいです。
https://leopon.family/furusato-nouzei-site/
ふるさと納税の申請をすると、その寄付金額に応じてお支払いをする必要があります。昔は銀行振込をする必要がある自治体もあったんですが、いまではクレジットカード払いが主流です。ほとんどの自治体が(人気があればあるほど)採用されています。そのため、クレジットカード利用時のポイントも狙いやすいです。
https://leopon.family/furusato-nouzei-card/
クレジットカード決済のメリットはほぼ即日決済されること。ふるさと納税の期間は1/1〜12/31に“支払いが完了している“ことです。ふるさと納税サイトでの申請だけでは完了しているとは言えないのです。
銀行振込などほかの支払い方法だと1〜2週間のタイムラグが発生する可能性があり、そのため年末はクレジットカードしか使えない、という状態になります。クレジットカードを使わない場合は締め切りに気をつけましょう。

寄付金証明書と返礼品の受け取り
クレカでの支払いが終わると、自治体から受領の連絡が届きます。その中に、確定申告で使う寄付金証明書が入っています。(ワンストップ制度の申請書が入っている場合もあります。)寄付金証明書は重要で再発行されないことがデフォルトなのでちゃんと保存しておきましょう。
寄付後の作業が重要です
寄付後に1つ作業をしないと、上で書いたメリットが無くなってしまいます。それはいくら寄付したか、を国に報告しないといけない作業です。

確定申告は手間で面倒・・と思っている方もいらっしゃると思います。ただ、普通のサラリーマンであれば、とっても簡単に終わっちゃいますよ!
①確定申告をなんとか回避したい人向け「ワンストップ特例」
ふるさと納税では、確定申告をするのもイヤ!という方に対して便利な制度を用意しました。それは「ふるさと納税ワンストップ特例」です。以下の条件に当てはまれば、確定申告をしなくてもいいよ!というものです。
①ふるさと納税の自治体が5つ以内
②ふるさと納税の申請の時に、ワンストップ特例を使う、と申請
③寄付金証明書と送られてくる申請書に記入して返送
これだけで作業はおしまいです。条件に当てはまれば、手間がかなり省けます。

②①以外はフツーに確定申告しましょう!
前提を普通のサラリーマンとして、簡単に説明します。サラリーマンであれば、会社からの給与支払いのときに税金を引かれています。1年間の源泉徴収票を12月初旬にもらうと思います。

これと、寄付金証明書を使って申請します。申請の流れはコチラ。
2.源泉徴収票に書かれている数字を転記する。
3.寄付金の項目に、自治体名と寄付金額を記載する。
4.確定申告の書類を印刷
5.税務署へ送付
→所得税から控除されるため、還付金が指定口座に振り込まれる
住民税は翌年の税金から割合が引かれることになる
こんな感じです。数字を転記するのと、寄付した団体と金額を入力するだけです。簡単でしょ?このお金かからない作業でおいしいお米やお肉がもらえるなんてすごい話ですよ。
まとめ「迷ったら1回やってみよう」
ふるさと納税を知っていて、確定申告面倒・・とか言ってる人が周りにたくさんいましたが、確定申告したことあんのか??と言いたいです。経験がある&やらないといけない人は、寄付金控除の申請の手順が増えるだけだから、面倒くさい手間ではないわけです。
いかに自分のやっていないこと・未知のことを面倒くさがって避けているか。。。実は簡単に利益を得られることなんてたくさんあるんですよ。知らないだけで。ちょっとでもいいなぁと思ったら、1度やってみてください。それでやっぱり面倒だったら、やらないでいいです。

ぽんがどんなふるさと納税をしたかは、下の記事を読んでみてね。
https://leopon.family/furusato-nouzei-2017/
【参考資料】ふるさと納税お役立ち資料ページ
まずは本家本元のサイトです。ふるさと納税の仕組みをわかりやすく説明しています。しっかり理解したい人にはオススメです。

国税庁 平成29年度 確定申告特集ページ > ふるさと納税をされた方へ
ふるさと納税をされた方のための確定申告書作成の手引き > 【平成29年度版】ふるさと納税をされた方のための確定申告書作成の手引きについて(3MB)(PDF文書)
ふるさと納税の解説記事~こちらもどうぞ~
https://leopon.family/furusato-nouzei-site/
https://leopon.family/furusato-nouzei-product/
https://leopon.family/furusato-nouzei-card/