
レオは、独身時代、実家暮らしの期間も、一人暮らしをしてからも、毎年、海外旅行に行きながら(しかも2~3回)、年100万ずつ貯金をしていました。特に苦しいとか辛いと感じることはなく、ごくごく自然と。
お金は自然と貯まるものです
お金って、自然と貯まるものだと思ってました。(本気と書いてマジと読む!)
でも、ぽんと出会って、お金を貯めることを考えない(というか、使うことばかり考える)人もいるんだ、と驚いた記憶があります。。。
単にお金を貯めるぞ!と決心しても、お金を使うことばかり考える人にとっては、貯金は苦痛でしかありません。では、お金が自然と貯まる人との違いはどこにあるか?お金との付き合い方、大前提、考え方から見ていきたいと思います。
お金を貯めるために必要なポイント4つ
①幼少期からのお金との接し方
お金への考え方は、働き始めてから、大人になってから身につくものではありません。子どもの頃、それも、小さいころからの経験の積み重ねがお金への考え方の土台をつくっています。一番影響を受けているのは、「親のお金の考え方」です。
レオはお小遣いやお年玉を小さいころから貯金するよう、親に言われていました。お正月にお年玉をもらったら、そのままATMへGO!ってくらい、すべて貯金に。そして、通帳を見せてもらって、ほら、たまったね、と。

欲しいものは、お誕生日や何かのお祝いのときに、両親、祖父母にお願いして買ってもらっていたので、「お金をもらったら使う」という感覚がありませんでした。
本や勉強に関するものは、親が随時買ってくれたので、日常生活で困ることもなく、必要なものが出来たら、親に話をして、買ってもらうことが多かったです。
必要でないものは、手元に届かない生活を送っていたので、「~だから、~がほしい」「~のために~が必要だ」という思考が自然と育っていきました。
一方ぽんは、お小遣いはもらったら全額使う!少年時代をすごしていたようです。お小遣いは使う、という思考なので、それだけ無意識のうちに「欲しいものがあるか探して、買う」行為を繰り返してきました。目的のために買うのではなく、ほしいから買う。「欲しい」に理由なんてなく、「欲しいから欲しい」笑。「お金があと〇〇円残っている」だから、何が買えるか。を常に考えていたそうです。笑。

お小遣いの金額が上がっても、バイト代が入っても、お給料をもらっても・・・三つ子の魂~ですね。あればあっただけ使う思考の怖さ、、、ですね。
~すればお金が貯まる!と先に行動を変えるより、現状把握として、自分のお金の接し方の土台(=幼少期のお金との接し方)にまず目を向けてみてください。意外な気づきに出会えるかもしれません。
②自分にとって必要なもの、必要な量を知っているか
今日、お買いものをしましたか。コンビニやスーパー、デパートのお惣菜店に雑貨屋さん、お気に入りのショップに行った人、ネットショッピングをした人、様々だと思います。今日、買ったものを思い浮かべたときに、必要なものはどれくらいあるでしょうか。
・仕事の休憩時間に行ったコンビニでなんとなく買ったお菓子
・値引きシールの貼られたお惣菜
・2点で10%オフ!に惹かれて買った、まぁ使いそうな洋服
・楽天のポイント10倍につられて、ポチッとクリックした雑貨
こんなお買いものをしていませんか。
お金が貯まらない人は、ふと考えてみたら、実は買わなくて良かったものを買ってしまうケースが多いです。
その原因は、「自分に必要な量、必要なもの」を知らないから(意識していないから)。
だから、そんなに買い物をしていないつもりでも、意外と余計なものを買って、お金を使っています。
食事で言うと、出されたものはすべて食べるといった感覚です。自分の満腹を、腹八分目を知っていれば、必要以上に食べないで済むのと同様、自分にとって必要なもの、必要な量を知っていれば、余計なお金は使わなくて済みます。
まずは今日の分、買い物のレシートを見ながら振り返ってみましょう。本当に必要なもの、実は必要でないものがくっきり分かれると思います。いつも使う洗剤が安かったから…という場合はどちらに入れるか悩むかもしれませんが、レオの場合、1か月以内に使うものであれば、本当に必要なものに入れています。


③貯めたい理由があるか
いくら貯めようとしても、目的がなければやる気は下がり、お金を貯められません。
三ツ星レストランに行きたい
国内を旅したい
留学したい
海外旅行に行きたい
プロポーズで渡すリングを買うために
マンションや家を買うための頭金に
結婚に備えて(新居の準備費用、結婚式、ハネムーン)
子どもが生まれるので教育資金として
人がお金を貯めるのには、その人それぞれの理由、目的があります。
自分がお金を貯めようと思ったきっかけ、貯めたい理由、目的を常に意識しておくと、無駄な買い物をしようとしたときに、留まれるようになってきます。
④人生設計を考えているか
人生80年だとして、人間がお金を稼げる期間は、20歳~60歳の40年間がメインとなっています。大きくなるまでは自分で稼ぐ力は弱く、年老いてもまた、労働で稼ぐにはパワー不足になるために稼ぎも低くなると言われています。(労働収入以外、会社に依存しない働き方であれば、稼げる期間はもっと長くなりますが・・・)
結婚して子どもを産むとしたら、女性は働ける期間はさらに短くなります。それに、子どもが生まれたら、夫婦2人で生活してきたときより、生活に必要なお金は多くなります。
レオは、独身の時に、独身ver. 結婚ver. 子どもいるver.の働き方、お金の使い方を妄想していました。(完全に趣味の世界になってくるので、詳しくはまた、別記事に書きますね)
人生何パターンも考える必要はありませんが、今の状況から80歳までの人生設計を考えてみると、自ずと今貯めなければならない金額、貯めておきたい金額が分かってきます。
具体的に、毎年100万円をどうやって貯めていったかは次の記事で紹介していきます。